おぐらあんぱんの日々

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【うつ病体験②】うつになって出た症状、困ったこと

今回はうつになって出た症状をピックアップして書いていきます。
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 ◼️うつになって出た症状

  1. 些細なことで落ち込みやすく、持ち直しにかなりの時間がかかる。
  2. 夜中に何度も目が覚める、うなされるなどの睡眠障害
  3. 体が疲れやすくなり、布団に横たわると気絶するように眠る。
  4. 仕事のミスが多くなる、今まで普通にできていた業務が困難に。
  5. 甘いものが食べたい欲求が止まらない。
  6. 他人がなにを考えているのか、嫌われていないか迷惑かけていないか異様に気になる。
  7. 人の話が頭に入ってこない。
  8. ふとした時に涙が止まらなくなる。
  9. 常にイライラ、またはビクビクして、気持ちがフラットになることがほぼ無い。
  10. 趣味がまったく楽しいと感じなくなった。 

などなど……。

大半が人間関係に悩んでいた職場で出た症状でした。

改めて書き出すと、働く人間として機能していなさすぎる状態に驚きます……。

 

自分の場合、仕事をする上で困った症状は以下の二つ、

⒋ 仕事のミスが多くなる、今まで普通にできていた業務が困難に。

⒎ 人の話が頭に入ってこない。

うつ、うつ傾向にあるとこういった症状は結構多くあるみたいです。

とにかく、これらには悩まされました。

今まで普通にできていたはずの、特に難しくも無いはずの仕事でミスが連発

そしてミスをカバーしようと動くと、またさらなるミスを生んでしまう。まるでそれはドミノ倒しのように……。

正直言って新卒で入りたての新人よりもこの時の自分は使えなかったことでしょう。

一度ならず、二度三度、ほぼ毎日どこかしらでやらかすとなると、職場の人もこいつヤバいだろなんなんだ。と思うのも当然、冷ややかな視線や、離れた場所から聞こえるため息が辛かった……。

エヴァミサトさんがシンジくんに言うような「あなたはもう、なにもしないで」みたいな感じですね。

しかもこの時はまだ、自分が何故こうなっていたか、まったく気づいていなかったのでミスを繰り返すたびに激しく落ち込み、さらなる悪循環を内側でも生んでいました。

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加えて、人の話がどうしても頭に入ってこない、これにも苦しめられました。

朝の朝礼、ちょっとした業務の指示など、けして複雑な内容ではないのに、いくら頑張って聞こうとしても情報が右耳から左耳へと勝手に流れていってしまう感じで、単語と単語が結びついて組み立てられないような、もう自分でもなにが起こっているのかわからない状態でした。

当然、理解していないのだから業務がうまく進みません、ミスしたくないので人に聞きます、しかし何度か聞いてもやはりうまく情報を飲み込めず理解が追いつきません。

自分で書いていても思います、ヤバいやつです。

こんな調子で一日の業務でつまずくことが多々あり、背中を丸めて同期や先輩に謝る日々が続くと、仕事に向けるモチベーションは次第に削がれて気がついた時には仕事に対してすっかり自信を持てなくなっていました。 

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■ストレスで10キロ近く太る

⒌ 甘いものが食べたい欲求が止まらない。

これも心の不調が始まってから止まらなくなった欲求でした。

職場の人間関係に長く悩み、ストレスを抱えだしてから、それまでそんなに欲しいと思わなかった甘いお菓子を食べずにはいられなくなってしまいました。

とにかく一日一回、どこかしらで甘いものを口にしないと気が済まず、食べると一時的にイライラを忘れ、安心するような気持ちでした。休日なんかこれを摂取するためだけに出かけたりしていましたが、食べに行くことに楽しみを見出していたわけではなく、生存するにはこれを食べなければならない、だから食べに行く。といったなんだか強い強迫観念に突き動かされていた感じでした。

これはストレスが溜まりすぎて、おそらく“砂糖依存症”になっていたのだと思います。

こういった症状もメンタルヘルスによって引き起こされる(逆もあり)ことが多いのだそうです。結局この欲求は職場を去るまで続き、体重は短期間で10キロ近くは増えました_:(´ཀ`」 ∠):今ではめちゃくちゃ後悔しています。

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■もっとも困った症状

⒑ 趣味がまったく楽しいと感じなくなった。

これが個人的に一番辛く、悲しかったです。

自分には子供の頃から十年以上も継続してきた創作の趣味がありました。

三度の飯よりも夢中になれるもので、成人してからは商業で少し稼げる程度にも上達し、自分にとって創作の趣味は切っても切り離せない存在だと思っていました。しかしそれが、まさか、

ぜんぜん楽しくないと思う日が来ようなんて。

想像したこともありませんでした。

職場の人間関係で悩むようになってから、休日は気分転換にと何度もデスクに向かうのですが、なかなか捗らない、それどころか月日が経つにつれて、なにも思い浮かばなくなってくる。それでも無理やり集中しようとしますが、そこから楽しさが生まれるはずもなく、ただ味のないガムを噛み続けているような不毛な感覚と焦りがじわじわ……。

こうなってからすごく共感できるようになったのは、ジブリ映画の魔女の宅急便のとあるワンシーン。

キキが箒に乗れなくなるシーンです。十年以上なにも考えることなく創作を楽しめていたのに、それができなくなってしまった。まさにあの時のキキと同じ気持ちになったと思います。

仕事に集中できない欲求が抑えられず体型が大きく変わってしまった。どれも頭を悩ませましたが、大好きだったものが楽しめなくなる、好きでなくなってしまうというのは、個人的にそれ以上に酷なことでした。

 

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 ■心の不調を克服したその後

医師や配偶者の勧めでストレスを感じていた職場を去り一年。

医療機関に頼り、投薬による治療を続けてきましたが、どうにもこれが合わず、何度かクリニックを変えましたが、なかなか信頼できる医師と出会えず、一向に良くならない心身の不調と金銭面での負担に業を煮やし、途中からはセルフケアとなりメンタルは回復と悪化を何度も繰り返していました。

それでも最終的にうつからの出口を見つけられたのは、配偶者の存在があったからこそでした。

こちらの言葉におうむ返しで答え、わずか数分の診察で薬を処方するだけの精神科医よりも、近く寄り添い根気よくサポートしてくれた配偶者の方が自分にとって数億倍優秀な主治医でした。

正直、頼れる家族もなく一人で生活していたら、間違いなく自分は今も終わりの見えない治療を続けていたことでしょう。近くで支えてくれる人の存在というのは本当に有難いものです。

 

そして、自分を追い詰めた数々の症状ですが……。

精神が安定してからは、ほとんど出なくなりました。

新しい職場で働くことになってから、自分はまたやらかしてしまうかもしれないと最初は怖がっていましたが、前の職場で出たようなまったく話が頭に入ってこない、ミスを繰り返しまくるという顕著なものは出ず、(メモ帳を常に持ち歩き、指示やタスクを走り書きして優先順位を整理するなどはしていました。)むしろ5、6個のタスクも難なくさばくことができるようになるなど明らかなパフォーマンスの向上を感じました。

今までまごついていた自分とはまるで動きが違って、こんなに出来たの⁉︎ と驚くくらいでした。

心を病んでいた時と明らかに違うのは、

・情報がスッと頭に入ってくる、入ってきた情報を頭で組み立てることが出来る。

・ミスをしてもパニックにならない、次へ持ち越さず気持ちにワンクッションを入れられるようになった。など。

以前は、人の話が聞けないのもミスを繰り返すのも全部独自のもので、この仕事ができない役立たずが本来の自分なんだ。と思っていましたが、新しい場所でようやく思うように自分を動かせるようになって、あの時の自分は心の変化のせいでおかしくなっていたんだとようやく受け止められました。

趣味を楽しめなくなったことについては、残念ながら今もまだ当時楽しめていた感覚を取り戻せていません。

たまに思い出してやってみようとなるのですが、やはり手につかない。

ただ、前より創作をできなくなった自分を悲観することはなくなり、気持ちは落ち着きました。

それでもやはり、精神さえ壊さなければ……と思うこともありますが(⌒-⌒; )

これから子供を産み、育てることで刺激され、またどこかで創作の扉を開けられる日が来るんじゃないかなとも感じているので、今は静かにその時を待ちたいなと思います。

ogu101.hatenadiary.jp

 

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